一人之下 羅天大醮篇

平凡な大学生である主人公・張楚嵐は、自身が特殊能力を持つ「異人」であることを隠しながら日々を送っていた。
そんな張楚嵐の前に、同じ異人である女性・馮宝宝が現れ、自らが属する異人の組織に入るように告げる。それを機に、張楚嵐を奪おうと次々に異人たちが現れるようになる。彼が持つ能力に重大な秘密が隠されているためだという。 馮宝宝は張楚嵐と共にそうした組織と戦うのだが、不老不死である馮宝宝の秘密を解けるカギを彼が握っているからだった。
ふたりは互いの抱える秘密の真相を掴むために、異人界の頂点を競い合う武闘大会・「羅天大醮(らてんたいしょう)」に出場することになるのだった。

TO BE HEROINE

主人公・二葉は、大人になるのを周囲から期待され、
心のバランスが上手く取れなくなっていた。
彼女の心の根底には今でも幼い頃のままの自分が強く残っている。

ある日、二葉が迷い込んだ異次元世界は、光が失われ、
闇に支配する世界。
住人達は、パンツ一枚の幼児の姿で存在し、身につける衣服が、その者の力であい、
自らの衣服を服魂(スピクロー)と呼ばれる能力者として召喚し、
戦うことが出来る。

実は、この異次元の精神世界での光と闇の対決は、
二葉の心の中の希望と絶望の対決であった・・・。